街の駅あるびょんWEBサイト
ニュース&ブログ
12-03 (Fri) 18:42
あるびょんのミッション[スタッフ日記]
コメント(2)/トラックバック(0)
ミッションなんて大上段に構えるほどでもないですが、感じたことをポツリ。

たまに店内で、
「あらぁ〜!」とか「しばらく〜!」という声が唐突に響く時があります。

お客様同士が久しぶりにあるびょんで再会した瞬間です。

最近、こういう場面に出くわすと、「あぁ、あるびょんは商品を売るだけではなく、出会いの場としても価値があるんだなぁ」と思うのです。

普段の生活では顔を合わせないお客様同士が、あるびょんで久々に再会して近況を確かめ合うなんて、やっぱり素敵じゃないですか。

また、面識のない生産者さん同士が、お互いの珍しい野菜について、「これ、どうやって食べればおいしいの?」とか、「栽培も難しいんでしょ」とか、情報交換をしている様子も見かけます。

こうして輪が広がっていく様子をリアルタイムで見られるのも、あるびょんスタッフとしての悦びの一つです。

生産者さんとお客様とをつなぐ。
お客様同士をつなぐ。
生産者さん同士をつなぐ。

それがあるびょんのミッションなんだと、日々考えさせられています。。

そんなのきれいごとだ、という方もいらっしゃるでしょう。
売ってなんぼ、という方もいらっしゃるでしょう。

でも、郊外の大型店に押され、疲弊しきった中心商店街の中にある「街の駅」だからこそ、目には見えない、数字には表れない「出会い」とか「つながり」が大切なんだと思います。

さらに言えば、中心商店街全体が「街の駅」になれば、あるびょんのミッションは完全に遂行され、その役割は次の段階を迎えるでしょう。

なんて、やっぱり大上段ですね。

あるびょんを待ち合わせ場所に利用するお年寄りが、こんなことをおっしゃっていました。

「ここは何も買わないで何時間いてもだれも文句言わないし、お茶はタダだし、私たち年寄りにはいい場所だわ〜。
大して買い物しなくてゴメンねー」
と言いながら、お茶菓子をたくさん買っていってくれました。

こんなお年寄りが安心して立ち寄れる、そんなお店になりたいものです。

(スタッフ安田)

戻る

(c)albyon